ほたリウムは1年を通してヘイケボタルが観賞できる世界初の劇場型鑑賞施設です。ほたリウム内には大型展示水槽(L2m×W2m×H3m)があり、ホタルが産卵する陸地と、幼虫が生活する水場を再現し、約100匹のホタルの淡い光をお楽しみいただけます。また、施設内では、卵・さなぎ・幼虫を合わせて約1万匹のホタルを飼育しており、年間を通してヘイケホタルを羽化させています。その飼育技術と飼育装置は、2018年6月15日に特許を取得しました。
【特許第6351660号】
場所
ワニ館横
営業時間
リニューアル工事のため、2023年12月4日(月)~2024年3月19日(火)まで営業を中止とさせていただきます。予めご了承ください。
料金
400円
(のりもの券4枚・アトラクションパス・トッピー倶楽部)
所要時間
約20分
定員
1回 最大31名様まで
※ 入れ替え制
利用条件
小学生からお一人でご利用いただけます。
幼稚園までのお子様は中学生以上の付き添い(有料)が必要です。
ホタルの飼育技術提供・ホタル出張貸出を行っています。
詳しくは資料をご確認ください。
プロフィール
飼育係・神長さんのホタルへの愛と情熱から生まれた、神長さんの分身ホタル。ホタルの素晴らしさを人間のみんなに伝えるのが使命だと思っている。ホタロウくんとホタコちゃんは、「カミナガさん」の仕事をお手伝いするために、ホタルの国からやってきたホタルの兄妹。
ほたリウム誕生ストーリー!
ヘイケボタル オス
ヘイケボタル メス
大きさ
オス:約10mm メス:約12mm
食べ物
幼虫:淡水の巻貝(サカマキガイ、モノアラガイ、タニシなど)
成虫:ほとんど水しか飲みません。
生息地
日本・中国東部・シベリヤ東部
7月上旬に産卵します。産卵数や孵化日数はほたリウムの場合と同じです。
7月下旬~10月下旬には大きく成長し、11月~翌年5月中旬までは越冬期です。
5月下旬~6月上旬に上陸し、土の中数cmのところでさなぎになります。
6月下旬~7月下旬に成虫になります。約10日の命です。
1
卵の管理
1匹のメスが産む卵の数は50~100個で卵の大きさは直径0.6mmです。約20日で孵化します。野生ではコケなどに産みますが、当園ではスポンジ・ガーゼ・水ゴケを使用し、卵の乾燥に注意してます。
2
幼虫の飼い方
当園はタニシ、サカマキガイ、レッドラムズホーンを繁殖し、それをホタルの幼虫の餌にして与えています。毎日、餌を与えますが、水換えはほとんどしません。それは、水換えをする際に幼虫が流れる可能性があるからです。 ただし、水が白く濁ったり、臭いがする場合は、水換えが必要となります。
3
さなぎの飼い方
土はケト土を使用しています。さなぎは、20~30日で羽化します。
4
成虫の飼い方
水槽内は、約65%の湿度で飼育しています。成虫はほとんど水しか飲みません。成虫の寿命は約10日しか生きられません。
Q
ホタルの種類は何種類?
A
世界では、約2,000種類。日本では約40種類のホタルが生息しています。
Q
卵、幼虫、さなぎ、成虫が光る種類は何種類なの?
A
ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタルの3種類です。
Q
ヘイケボタルはどのくらい卵を産むの?
A
50~100個産みます。
Q
ほたリウムではなぜ昼間に光るの?
A
ホタルにとって昼と夜を逆転しているからです。それを昼夜逆転といいます。
Q
ほたリウムではなぜ一年中ホタルが見られるの?
A
それは、一年中ほたるが好きな季節を作っているからです。