新しいサル山は「四季によって変化するサルたちの生活様式」をコンセプトに、多様な環境に適応して生活するサルたちの姿をご覧いただける施設です。春夏秋冬、365日、季節によって様々な顔を見せるサルたちの姿をご覧いただける施設として、名称を「あかげ365」としました。

　なお、リニューアルオープンを記念して、オープン日当日はセレモニーを開催するほか、よりアカゲザルや『あかげ365』を知ってもらうための特別イベントも開催します。

施設の特徴について

①二つの大きな山

大小二つの山からなる新施設は最高部が約15ｍ。二つの山にはロープが掛かっており、サルたちが綱渡りをして山を移動します。また、小さい山には二つの滝があり、夏は水遊び、冬は露天風呂として、季節ごとにサルたちが楽しむ姿を観察できます。

②動物福祉に配慮したエリア作り

野生下では山地の森林地帯に生息するアカゲザルですが、平野や草原地帯など幅広い地形に適応できる動物です。新しい展示エリアには土を敷き芝や草、落葉樹を中心とした樹木を植えることで生息地に近い環境を再現。また、樹木の葉が緑陰となり夏の暑さを凌ぎます。

③エサやりマシン、観覧エリアの新設

　旧サル山では、小さなお子様はエサを投げてもサルまで届きませんでした。それを解消し、お客様とサルがコミュニケーションを取ることができる、エサやりマシンを観覧通路に設置しました。これにより小さなお子様でもマシンを使ってエサやりができ、エサを食べているサルたちを間近に観察することができます。また、アカゲザルをより近くで観察できる観覧スペースを設置。新サル山で一番近くでサルたちを観察することが可能になり、数量限定でエサやり体験も行います。

④あかげ365かぞくマップ

　アカゲザルは、数十頭の群れで生活することが多く、当園のアカゲザルたちも複数の家族から１つの群れを形成しています。家族構成を記した「あかげ365かぞくマップ」をみてサルたちを観察することで、サル社会を知ることできます。また、あかげ365の外周には、個体名や生年月日、性格など個体ごとの名前看板を家族ごとに掲出します。

⑤東武動物公園で暮らすサルたちとの比較

　東武動物公園では、アカゲザルの他に11種類のサルたちが暮らしています。そのサルたちと体の大きさや形、毛の色、生息地など比較できるよう、実物大のパネルを展示します。

あかげ365特別メニュー

①あかげ365プレート
あかげ365の山をイメージしたボリューム満点の特別メニューを販売します。
【販売期間】2024年3月17日(日)～５月中旬まで（予定）
【販売場所】西園レストラン
【金　　額】1,600円(税込)

あかげ365オリジナルグッズ

リニューアルオープンを記念して、あかげ365オリジナルグッズを販売します。
【販売期間】2024年3月20日(水･祝)～
【販売場所】ふれあい動物の森 ショップ「わとと」
【販売時間】10：00～16：00