アムールヒョウのアブス君はハズバンダリ―トレーニングといって、健康管理や研究のために爪切りや、採血、採精などをストレスがなるべくかからない方法で行っています。
なぜこのようなトレーニングが必要なのか、どのように行うのかを詳しくご紹介します!
ハズバンダリーとは本来、農業・畜産に関係する意味を持ちます。
お世話や治療などがしやすいように飼育動物に声や手の動きなどの合図で特定の姿勢をとってもらい、科学的(麻酔など)、物理的(押さえつけるなど)な保定を行わずに健康診断や治療、様々なケアができるように動物や人に負担が少ない手法です。
このような行動を導き出す訓練をハズバンダリートレーニングといいます。
昨今、全国の動物園で取り入れるようになり、動物の意思で行動してもらう事で動物に与えるストレスも少なく、動物福祉の観点からも推奨されています。
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